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サピエとは

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サピエとは?

「サピエ」は、視覚障害者及び視覚による表現の認識が困難な方々に対して点字、デイジーデータを提供するネットワークです。インターネットを通して、全国の視覚障害者等、ボランティア、情報提供施設・団体、公共図書館をつないでおり、その名称はラテン語の「サピエンティア」(知識)に由来しています。
厚生労働省の補助金を受け、日本点字図書館がシステムを管理し、全国視覚障害者情報提供施設協会が運営を行っています。

「サピエ」は、視覚障害者等の個人登録利用者約2万1千人が直接利用しています。
また、全国の視覚障害者情報提供施設(点字図書館)や公共図書館、ボランティア団体、大学図書館、視覚特別支援学校など490を超える施設や団体が加盟して、約8万人以上の視覚障害者等、そして、情報を必要とする多くの方々へ情報サービスを行っています。

サピエ図書館では、音声などでもわかりやすいホームページから、点字データ約27万タイトル、音声デイジーデータ約13万タイトルがダウンロードできます。また、各館が所蔵する約84万タイトルの膨大な資料が検索でき、オンラインリクエストなどによって利用できます。

個人会員の会費は無料です。施設・団体会員の会費は年間4万円です(書誌データのアップロード・ダウンロードのみの場合は、年間2万円です)。ボランティア団体は無料で利用できます。

サピエ図書館

点字・録音図書の書誌情報は全国最大!

「サピエ図書館」は、全国のサピエ会員施設・団体が製作または所蔵する資料の目録ならびに点字・音声図書出版目録からなる、点字図書や録音図書の全国最大の書誌データベース(約84万件)として、広く活用されています。

書誌データの宝庫、視覚障害者等も読書の自由

各種デイジーデータのダウンロードやストリーミングができます。

約27万タイトルの点字データや約13万タイトルの音声デイジーデータ、約1万7千タイトルのテキストデイジーデータなどを保有しています。

図書館などを通じて個人利用登録をすると、この点字・デイジーデータを、全国どこからでもダウンロードでき、多様な資料を手にすることができます。読みたい本を自由に選んで、直接点字・デイジーデータを得られるようになり、視覚障害者等の読書の自由が広がりました。

また、「オンラインリクエスト」を利用すると、簡単な操作で自宅から点字図書や録音図書の貸し出しを図書館に依頼でき、図書館側の処理も簡単にできます。

国立国会図書館視覚障害者等用データ送信サービス

サピエIDで、国立国会図書館視覚障害者等用データ送信サービスのデータを検索し、コンテンツのダウンロードやストリーミングをすることができます。

図書製作支援

点字資料や音声資料等の製作の効率化を図るため、インターネットでのデータのやりとりをはじめ、製作者同士が連携しやすいシステムを提供します。また読み方などの下調べに有効なサイトを紹介します。

点訳・音訳のボランティアなど、どなたでも読み方調べの機能を利用できます。

ゲストページも充実

どなたでもサピエ図書館の書誌の検索ができます。